2020.11/25 【骨折と栄養〜鰻〜】
土用の丑の日に夏バテ解消で食す鰻🐍
栄養満点とは聞くもののσ(・д・`) ?
実際どんな栄養があるのでしょうか🤔
物凄い栄養素の数なので割愛して主な栄養として、
ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)
があげられます。
※ 皮膚や粘膜、目の健康を維持
鰻1尾に含まれるビタミンAは2,250μg(マイクログラム)。
ビタミンAの1日あたりの推奨量は、
18〜29歳 男性:850μg 女性:650μg
30〜49歳 男性:900μg 女性:700μg
※耐用上限量は、男女ともに2700μg
実は、鰻の蒲焼き1尾には一日に必要なビタミンAの2倍以上の量が含まれているのです!しかしながらビタミンAには過剰症のリスクもあります。毎日鰻を食べるというのは避けた方がいいでしょう。
ビタミンAは抗酸化作用を持つ「抗酸化ビタミン」のひとつであり細胞の老化を防止する働きがあるため、肌に良いだけでなく、がん・老化・免疫機能の低下に繋がる働きを抑えてくれます。
※疲労回復
ビタミンB群の中でも特にビタミンB1、ビタミンB2を比較的多く含んでいます。
ビタミンB1は身体が疲れたときなどに疲労回復効果があり、ビタミンB2は口内炎や髪、爪、皮膚などを健康に保ってくれます。
※骨を丈夫にする
歯や骨を丈夫にしてくれるカルシウムが、うなぎには豊富に含まれています。
カルシウムといえば牛乳ですが、うなぎ100gあたりにカルシウムが150mg含まれており、
牛乳100gあたりにカルシウムが110mgとうなぎの方が少し含有率が高くなっています。
(骨折にいいんだ😳 むふふ( ´艸`))
※話題のDHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)といえば、脳の働きをよくするために働いてくれる栄養素です。
記憶力・視力の回復効果があり、がんや高血圧、糖尿病などの予防・改善にも効果があるといわれています。
また、DHAには悪玉コレステロールを減らす作用もあるといわれています。
※話題のEPA
EPA(エイコサペンタエン酸)は、脳梗塞や心筋梗塞といった血管の病気の予防に働いてくれます。
また、コレステロール、中性脂肪を減らす働きもあり、血流を良くしてくれるので病気の予防にもなります。
何より美味しいし、栄養満点いい事づくめの鰻😍
ただ、全て兼ね備えて無いので、酢の物やお野菜と一緒にいただくとバランスよく体にもいいでしょう。
月に一度は食べたいものです🤤
ちなみに、グロ注意⚠の肝に含まれる栄養は?
うなぎ身(100g)/うなぎ肝(100g)
タンパク質;23g/13g
鉄:0.5㎎/4.6㎎
ビタミンA:1043㎍/4400㎍
ビタミンD:23.3㎍/3.0㎍
ビタミンB1:0.15㎎/0.30㎎
ビタミンB2:0.04㎎/0.76㎎
ビタミンB6:0.067㎎/0.25㎎
ビタミン12:3㎍/2.7㎍
葉酸:15㎍/380㎍
肝(  ̄▽ ̄)スゲェェェ
グロの中は栄養の宝庫✨
ってビタミンAや葉酸多すぎw
お吸い物に入っている肝は4〜5gと言われてますので大丈夫そうですが、鰻と食べたら過剰症のリスクが上がってしまいます。
特に妊婦さんは胎児の成長を妨げてしまうようなので、注意が必要なようです。松竹で選ぶなら奮発しないで竹で我慢した方が良さそう。
肝にはプリン体が多く含まれているので痛風の恐れのある方も要注意。
参考(過剰症)
https://www.cocokarada.jp/disease/detail/K4040009/index.html
過剰症に注意しないとイケない魚って...どんだけ栄養の塊なんでしょうね。